言葉かけ実践力検定R ・投稿日:2026年10月11日

AIを使った新しい労務相談方法⑫「対応方針を選ぶ」

質問(現場の視点)

「1つを選ぶ」のではなく「対応方針を選ぶ」とは、実際にどういうことですか?

Chat先生の回答(AI)

3AIオピニオン相談で経営者に選んでいただくのは、3つのAIの回答のうち、どれが正しいかということではありません。専門家の目利きと説明を踏まえて、自社としてどのように対応するかを決めていただくことです。

3人の番頭が異なる意見を出した場合、どれか1つを選ぶだけでは、経営者が本当に必要とする対応方針にならないことがあります。

私は、AIの回答を完成した答えではなく、判断するための材料として扱います。

例えば、3つの回答にそれぞれ採用できる部分があれば、組み合わせることができます。基本的な考え方は採用しても、実施方法を修正することもあります。また、どの回答も適切でなければ、すべて採用しないという判断もあります。

さらに、必要な事実が確認できていなければ、その場で結論を出さず、追加調査を選ぶことも重要です。

私は、こうした選択肢を経営者に説明する際、法律上認められる範囲と、経営者の判断に委ねられる範囲を明確に分けます。

そのうえで、経営者が何を重視して方針を選んだのかも確認します。法的に可能な方法であっても、経営方針や職場への影響によって、選択は異なるからです。

記録には、採用した方針だけでなく、必要に応じて修正した内容や、採用しなかった理由も残します。

私は、経営者に求めたいのは、AIの回答を選ぶことではなく、自分の判断を持つことだと考えています。

後から「なぜその対応を選んだのですか」と尋ねられたとき、経営者自身が理由を説明できること。それが、私の考える「対応方針を選ぶ」という意味です。

(特定社会保険労務士 小山田政義/AI労務デザイン室)

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