賃上げしたくない社長は、ほとんどいない
賃上げは大切です。生産性向上も、DXも設備投資も、中小企業に必要です。けれど、その前に見なければならないものがあります。
資金繰り 価格転嫁 社長の不安 管理職の迷い 社員の本音 人が動かなくなっている職場の空気
設備を使うのも、値付けを決めるのも、価格転嫁を伝えるのも、改善提案を出すのも、辞めるかどうかを考えるのも、人です。人が動かなければ、どれだけ立派な設備を入れても、生産性は十分に上がりません。
賃上げは、金額だけの問題ではない
同じ5,000円でも、「評価してもらえた」と感じる人もいれば、「これだけ頑張って、これだけか」と感じる人もいます。賃上げには必ず「納得感」が伴います。経営数値・人事評価・職員の感情・管理者の説明力が交わる場所に、賃上げがあります。
生産性には、3種類ある
国が見やすいのは設備やDXの生産性。現場で効くのは、それだけではありません。3つは、上下の関係ではなく、つないで使います。
設備・DXで、時間と手間を減らす
省力化・業務の効率化。人手不足の中で、少ない人数でも仕事を回せるようにします。
価格転嫁・付加価値で、利益を高める
適正な値付けと、取引先への伝え方。付加価値を上げて、原資を厚くします。
言葉かけで、人が動く力
人が動き、辞めずに残り、本音を言い、相談し、改善を提案し、失敗から戻る。本書の中心になる、DX賃上げ士®の中心思想です。
動かす生産性は、すぐには数字になりません。そのため生産性の議論から外れやすい。けれど、同じ人数でも、同じ制度でも、同じ設備でも、動く職場と動かない職場があります。その違いを生むものの一つが、言葉かけです。
賃上げ原資は、人が動くことから生まれる
原資は、売上が増えたときだけに生まれるわけではありません。目には見えにくくても、会社の中で確実に効いています。
採用費と、新人教育のやり直しが減る。
相談が早く出て、問題が小さいうちに見つかる。
余裕のある職場から、改善の声が出る。
管理職が、現場の本音をつかめるようになる。
人が辞めれば採用費がかかり、教育に時間がかかり、残った人の負担が増えて、また離職を呼びます。逆に、人が残り、育ち、改善を出し、支え合うと、会社の中に静かな原資が生まれます。
気づき・学び・実践の3つの入口
入口は軽く、奥は深く。3つは階段になっています。
無料版:空白に気づく入口
答えを出すためではなく、「自分の言葉は相手にどう届いているか」という問いを残すためのもの。見つかる空白は欠点ではなく、まだ見えていない伸びしろです。
セミナー版:空白の埋め方を見る場
複数人で学ぶと、空白は「自分だけの問題」から「職場に共通するテーマ」に見えてきます。講師がその場で、受け止め方や場の整え方を示します。
フルアクセス版:専門家が現場で埋める道具
社長と社員、管理職の自己評価と部下の受け止め、制度と現場のあいだの空白を、専門家が場を整えながら扱い、評価と賃上げ原資につなげます。
核心は、「型」ではなく「腕」
社長の不安をどう受け止めるか。本音が出る場をどう整えるか。管理職の言葉が届いているかをどう見るか。言葉にならない○○感を、どう経営に使える形に近づけるか。
これは、質問票を真似するだけでは身につきません。現場で練習し、フィードバックを受け、相手の反応を見ながら磨くものです。だからDX賃上げ士®は、資格を取った瞬間に完成するのではなく、そこから始まります。
賃上げがうまくいかない、よくあるパターン
- 全員一律で上げて、頑張っている人の不満が高まる
- 評価基準がないまま差をつけて、不信感が生まれる
- 賃上げの説明を、管理者任せにしてしまう
- 資金繰りと連動せずに上げてしまう
賃上げは、覚悟だけでは足りません。必要なのは「構造」です。
学び・ご相談の入口
DX賃上げ士®養成講座
社労士・コンサルタント・次期経営者など、制度・賃金のパートを深く学びたい方に。ライブ+オンデマンドと、オンデマンドの期があります。
請求書払い・企業内開催・支援機関向けの相談もできます。
養成講座にエントリーする事業所・団体向けの研修テーマ(例)
会員事業所の賃上げ・定着・管理者育成を支援する研修として、介護団体や事業者団体でも使えます。
- 賃上げ・定着・評価一体化セミナー
- 資金繰りから考える、賃上げと定着支援
- 評価面談を変える「言葉かけ30秒メソッド」
- 管理者のためのエンパシーと職員定着研修
- 人事評価制度を、作って終わりにしない運用設計
DX賃上げ士®がめざすこと
賃上げを「金額」で終わらせず、
「賃上げできる状態」を、会社につくる。
賃上げは、会社の未来への言葉です。
お問い合わせ
賃金・評価制度、賃上げ、価格転嫁、研修のご相談など、お気軽にどうぞ。サイト共通のフォームで承ります。
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